2022/06/11 09:44
Hey guys, what's up?
こんにちはサイモンです。
今回は、英語に敬語ってあるの?というトピックで話していこうと思います。
これは我ながら、なかなか面白いトピックかなと思っています笑
結論から言いますと僕は、英語に敬語..........あると思っています!
それでは解説していきますね。
まず前提として、日本語のように「です・ます」、「御社・貴社・弊社」のような決まった単語や、尊敬語・謙譲語などのルールはありません。
ないんですけど、単語をうまい具合に組み合わせて丁寧さを出したり、言い方・話し方によって敬語にすることは可能です。
また、話し言葉・書き言葉によっても変わってきます。書き言葉だとどうしても雰囲気が伝わらないので、話し言葉と違って丁寧な単語とかフレーズを使うことが多いです。
例えばビジネスメールを打つ時、Could you get back to us by tomorrow?(明日までに返答をいただけますか?)
一見すると、まぁまぁまぁ...丁寧そうに見えますね。
ただ、受け取る側によっては、
Could you get back to us by tomorrow?【ダルそうに】
のように、若干威圧的に感じる場合もあるんです。
話し言葉は良いですよ、表情を使って大らかな雰囲気を出せば丁寧になるので。
しかし文章だと雰囲気はなかなか伝わらないですよね。
なので書き言葉やメールでは一言、丁寧な単語・フレーズを付け加えたりします。
書き言葉やメールは一言付け加える
例えば、
Could you get back to us by tomorrow? だと、丁寧だと伝わり辛いので【kindly】という単語をつけて、
Could you kindly get back to us by tomorrow? とします。
ここでいう【kindly】は、【可能であれば・よろしければ】に近いと思います。
kindlyをつけてあげるだけで、丁寧なのかあやふやだったモノが一気に敬語になります。とても便利ですね!
あとは、
Could you send me the data?(データを送っていただけますか?)
だと丁寧だと伝わり辛いので、
Could you possibly send me the data?(可能であればデータを送っていただけますか?)と言ってみたり。
話し言葉は?
話し言葉でも、言い方に左右される部分もありますが、丁寧な言い方で敬語にすることができます。
例をあげますと、
I want to drink water (水を飲みたいんだけど)
I would like to drink water (水を飲みたいのですが)
Can I have tea? (お茶もらえる?)
May (Could) I have tea? (お茶をもらえますか?)
Can you pick me up? (迎えに来てもらえる?)
Could you pick me up? (迎えに来てもらえますか?)
青→フランク
赤→敬語
と言った感じです。
クッション言葉を使う
さらに、クッション言葉を使って敬語にするテクニックも紹介します!
クッション言葉というのは、そのまま伝えてしまうと不快感を与える可能性がある場合に、前に付け加える文のことです。
日本語で例えてみると、【よろしくお願いします】だけではなく、【お手数をおかけしますがよろしくお願いします】
この場合、【お手数をおかけしますが】が、【よろしくお願いします】を優しく包み込んでる感じに柔らかく聞こえますね!
(この時のクッション言葉は【お手数をおかけしますが】になります)
英語の例文をあげますと、
You can't go (君はいけないよ)
→I'm afraid you can't go (残念ですがあなたは行けません)
I'm busy that day (その日忙しいんだ)
→I'd love to...but I'm busy that day (そうしたいのは山々ですが、その日は忙しいです)
Think about it (考えといて)
→Please take some time to think about it (ゆっくりお考えください)
このようにクッション言葉を使うと表現が柔らかくなりますね。クッション言葉も他にたくさんありますので興味がある方はぜひ調べてみてください!
という感じで今回は、英語に敬語ってあるの?というトピックでお話しました。
日本語みたいに(これは敬語・これは違う)と判断するのは難しいですが、言い方や、単語・フレーズを付け加えて敬語にすることは可能です。
それでは、今日はこの辺で、See you next time!